効果を解説(セントジョーンズワート)。

正式には「セイヨウオトギリソウ」と言い、ドイツのコミッションE(ドイツの薬用植物の評価委員会)では、うつ状態に対する使用を承認しています。
また、民間薬としての利用の歴史は古く、切り傷や火傷の治療における消毒薬や抗炎症剤として、また、不眠症対策などとして長い実績を持っています。

セントジョーンズワートとは?

ヨーロッパ原産で、アジア、北アフリカに分布する黄色い花を咲かせる根茎性の多年草で、30cm-90cmの高さになる植物で、ハーブの1種です。

効果を解説。

うつ病の原因の1つとして、神経伝達物質セロトニンの減少が関係していると言われていますが、セントジョーンズワートに含まれる有効成分には、このセロトニンの増加作用があると言われています。
ドイツなどの欧米では、セントジョーンズワートを軽〜中症のうつ病薬として、よく用いられています。

セントジョーンズワートが持つフラボノイド、ルチン等の有効成分には極めて優れた抗酸化作用が確認されています。
これらの働きにより体内に発生する活性酸素を抑制し、生活習慣病の予防にも役立ちます。

注意点。

抗うつ剤を服用している場合は、頭痛やめまいなどの副作用が発症するセロトニン症候群を生じることがあります。

免疫抑制剤、経口避妊剤、抗てんかん薬、抗不整脈薬などとの併用は、これらの薬の効果を低下させてしまいます。

妊娠中・授乳中の経口摂取は、危険性が示唆されています。

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