効果や副作用を解説（レスベラトロール）。

レスベラトロールの効果を解説。

もっとも代表的なレスベラトロールの効果は、長寿の秘訣と言われているサーチュイン遺伝子を活性化させる作用です。
通常、サーチュイン遺伝子は、空腹が継続した時や断食、飢餓などの際に生体に残っているエネルギーを効率よく使用するように働きかける為に目覚めるのですが、レスベラトロールを摂取することで、空腹時等と同じ様に代謝を活性化させるのです。

レスベラトロールは、強力な抗酸化作用を持つポリフェノールとしても有名で、体内の活性酸素を抑制・除去する効果を持っています。また、メラニンの生成が抑制し美白効果もありますので、アンチエイジング成分として化粧品に配合されています。
この強力な効果は、放射線の害から体を守ることにも期待されています。

女性ホルモンが急激に減少することで起こる更年期障害にもレスベラトロールは有効です。
これは、レスベラトロールがイソフラボンと同様にエストロゲン様作用を持っているためです。

レスベラトロールには、脂質代謝を促進し、肥満予防やダイエットにも効果が期待されています。これは、フレンチ・パラドックスにおいても知られています。

レスベラトロールの詳しい効果・効能についてはコチラをご参照下さい。

レスベラトロールを含む食品。

レスベラトロールは、赤ブドウや赤ワイン、ピーナッツの皮などに含まれています。
また、食品ではありませんが多年草の植物イタドリにも含まれています。

欠乏症や過剰症、副作用。

レスベラトロールはポリフェノールの１種で、もともと植物が害虫や紫外線などから身を守る為に作り出す成分ですので、不足による欠乏症などはありません。

現在のところ、過剰摂取等による副作用は報告されていませんが、サプリメント等で摂取する場合には、目安量を守って摂取しましょう。

摂取時の注意点について。

上記の効果でも記載のとおり、レスベラトロールには、エストロゲン様作用がありますので、ホルモン感受性疾患の方は、医師に相談の上で摂取することをオススメします。

現在のところ医薬品との相互作用は報告されいませんが、抗血小板薬や抗凝血薬などとも併用は、出血のリスクを高める可能性があるとされています。

レスベラトロール関連サイト紹介。

近年、特に注目を集めているレスベラトロールに関するサイトなどをこちらに紹介していますので、ぜひ参考にして下さい。